制裁長ヴァルダー卿
かつて〈予見者〉候補とも目された強力な透視能力を持ち、正確無比な直感で討つべき敵を指し示す。同胞騎士ですら畏怖する青白く透き通る両眼で見るは、勝利か、破滅か。
滅尽の英雄モルドラック卿
幾多の栄光に包まれた伝説の古参兵だが、聖騎士の試練さえふさわしいとされながらも、頑なに軽装の討滅分隊での務めから離れようとしない。悪魔への憎悪は分隊随一。若い騎士の師範役でもある。
双剣の騎士カラドール卿
分隊で一番槍をつけるのは彼の役目である。悪魔や異端に対してであれ、守るべき臣民に対してであれ、その非情な姿勢は変わりがない。脅威をもたらすもの全てに、彼の神速の剣は平等に振り下ろされる。
幻燈の戦士ヴェルダン卿
サイキャノンで邪悪をなぎ払う彼は、かつて妖術師の惑星で壊滅した支隊最後の生き残りである。ヴァルダー卿の懇請でこの討滅分隊に配属された。悪魔、特に〈変化をもたらすもの〉の眷属を仇敵視する。
凶運の騎士ガーラン卿
彼の経歴は赫赫たる滅殺者のそれであった。しかしある惑星での戦いで悪魔公子にかけられた死の呪いが、その肉体を蝕んでいる。皇帝陛下への信仰と鋼の意志だけが、岩と化しつつある彼の闘志を保っているのだ。
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